【ドライブ】ヤンゴン近郊で行くべき1泊2日観光スポット【比較】
- 2018.05.04
- ミャンマー

こんにちは。タケです。
前回の記事(【ドライブ】ヤンゴン近郊で行くべき日帰り観光スポット【比較】)では、ヤンゴンから車で日帰りで行ける観光スポットを紹介しました。
本記事は1泊2日で行ける観光地をご紹介します。前回同様、立地や所要時間、注意点などの細かい情報も載せています。
「ヤンゴン周辺の観光地は概ね行き尽くした気がしているのだけど、まだ行っていない面白い場所はあるのかなぁ。ドライブで1泊で行ける範囲の街が良いのだけど…。」こんな方にオススメの記事です。
1泊2日ドライブのススメ
ヤンゴンから他の街へ観光となると、飛行機で移動してバガンやインレー湖に行く人が多いと思います。
それも当然オススメなのですが、個人的にはドライブで地に足つけて観光地を回るのもオススメしたいです。
・飛行機代が浮くので安く回れる
・夜行バスもヤンゴンから多く出ていて、意外ととても快適
・地に足付けて旅することで、ありのままのミャンマーにより触れることができる
では実際にヤンゴンから車で1泊2日で回った場所をご紹介します。
パァン(満足度:☆☆☆☆☆)
概要
パァン(Hpa-An)は、タイとの主要な交易拠点でもあり、また豊かな自然がそのままの姿で残されている街でもあります。
山々に囲まれた街であり、麓には多くの洞窟があります。山上や洞窟内部にはパゴダ(寺院)が存在し、非常に幻想的で美しい風景を見ることができます。ミャンマー人の信仰深さを感じます。
立地と所要時間
ヤンゴンから東へ160kmほどの場所に位置しています。車ではバゴーやチャイトーを通り北から大回りして行く必要があり、片道車で5時間程度かかります。
観光の所要時間としては、最低でも半日、できれば1日はほしいところです。
特筆すべき点
ハイキングが好きな方なら、パァンはぜひ行ってほしい街です。
街のシンボルでもあるズウェカビン山(Mt. Zwe Ka Bin)は山頂までのハイキングコースがあり、健脚な方であれば登り約2時間〜3時間、下り約1時間半〜2時間程度で登ることができます。
頂上からの景色は圧巻!さらにここにもパゴダがあり、一体どのように運んできたのかと首を傾げるような大きさです。
ちなみに山頂には簡易的なレストランもあり、なんとチャーハンや焼きそばが1000チャット(約80円)!スイカも1切れ500チャット(約40円)で売っていて、食べましたがとても新鮮で美味しかったです。
聖地と呼ばれる「チャウ・カラット(Kyauk Kalatt)」。山々に囲まれた特徴的な岩の上にパゴダがそびえ立つ、何とも神秘的な場所です。
こちらの場所、僕の写真技術が圧倒的に足りず魅力を伝え切れていませんが、こちらの記事の一番上にある記事を見て頂けると、とても荘厳な雰囲気を持つ場所であることがお分り頂けると思います。
その他情報
パァンには複数ある、洞窟パゴダも一見の価値ありです。特にヤテピャン洞窟はオススメです。
ヤテピャン洞窟の脇には、自然の温泉が湧き出していて、男女で別れて入れるようになっています(男性側は非常に開放的な作りです)。地元ミャンマーの人たちが大勢、ロンジーを着たままで入浴しています。
モーラミャイン(満足度:☆☆☆☆)
概要
モーラミャイン(Mawlamyine)は、モン州の州都で、人口は約49万人、ミャンマー第三の規模を有する比較的大きな街です。
上の写真はモーラーミャイン付近にある寝釈迦仏ウィンセントーヤで、183mもの大きさがあり、寝仏としては世界一の大きさを誇ります。
立地と所要時間
ヤンゴンの南東へ160kmほどの場所に位置します。車で片道約6時間の道のりです。
観光の所要時間は、じっくり見て回るのであれば1日欲しいですが、サクッと回るのなら半日あれば大丈夫です。
特筆すべき点
世界最大の仏ウィンセントーヤが巨大です。巨大すぎて視界に収まりきりません。
ちなみに中はまだ作り途中のようですが入ることができて、地獄絵図や仏教関連の絵図や像が見られます。
モーラミャインの街中にある「チャイタンランパゴダ(Kyeik Than Lan Pagoda)」は、街のベストサンセットポイントです。
僕が行った時は、欧米の方々が沢山いて、皆夕日を待っていました。余談ですが、サンセット見ながらビール飲んでいた人がいて、ミャンマー人の警備員に怒られていました…。
ここからの夕日は最高なので、ぜひ夕方に訪れてみると良いです。
その他情報
モーラミャインは海に面しており、海沿いに車で約1時間ほど南下すると、チャイカミという海上パゴダや、サッセというビーチがあり、時間があればそちらも足を伸ばしたい場所です。
海の色は綺麗とは言い難いですが、ビーチにはレストランがいくつかあり、ヤシの実ジュース等を飲んでリゾート気分を味わえます。
グエサウンビーチ(満足度:☆☆☆☆)
概要
グエサウンビーチ(Ngwe Saung Beach)は、ミャンマーの西海岸沿いに位置する、ガパリ、チャウンターと並ぶビーチリゾート地です。
高級リゾート地の順としては、ガパリ>グエサウン>チャウンターで、グエサウンはガパリよりは庶民向けで、チャウンターよりは海が綺麗です。
立地と所要時間
ヤンゴンから西へ約220kmの場所に位置しています。車で片道約5〜6時間のドライブです。
多くの方は観光地というよりはビーチリゾート地として楽しむのが目的と思いますので、のんびり過ごすには1泊2日は最低でも欲しいところです。
特筆すべき点
リゾート地気分を味わえるホテルが多くあります。Hotel Luxは、ミャンマーのホテルとしては安価で泊まれて、かつそこそこ綺麗なのでオススメです。
またリゾート地なのでホテルだらけかというとそうでもなく、まだ未開発の土地が多く残されており、自然のままの姿が楽しめます。ほとんど手が加えられていない海でリゾート気分を味わうことができます。
その他情報
うめカフェというグエサウンにあるレストランでは、ファイアーダンスを鑑賞しながらとても美味しい料理が楽しめるので、とってもオススメです!
うめカフェに行くためだけに、グエサウン再訪したいくらい。
ピィ(満足度:☆☆☆)
概要
ピィ(Pyay)は、ミャンマーで唯一の世界遺産(タイエ-キッタヤ-の遺跡群)がある街です。
3世紀~9世紀頃に築かれたピュ-族の都市国家の面影を遺跡群に感じることができます。
立地と所要時間
ヤンゴンから北西へ約250kmの場所に位置しています。車で約6時間ほどのドライブです。
遺跡群のほかにも有名なメガネ大仏等を回ると、所要時間は半日〜1日で良いと思います。
特筆すべき点
世界遺産にもなっている遺跡群は、ミャンマーで恐らく最も古い建物・遺跡の一つと思います。ミャンマーの歴史に興味がある人にとっては、ぜひ行く価値のある場所です。ただ遺跡だけだと、ちょっと地味なので1日回ると飽きてしまうかも。
ピィにはもう一つ有名な観光スポットがあり、それがシュエミェッマンパゴダのメガネ大仏です。全長7mあります。メガネだけでも相当巨大です。
トリビアの泉でも「ミャンマーにはメガネをかけた大仏がある」として紹介されたことのある大仏ですが、メガネをかけた大仏は恐らく世界で唯一なのではないでしょうか。
ちなみにトリビアの泉で紹介された時の動画はこちら。
その他情報
ピィからイラワジ川を超えてさらに1時間半ほど南下したところに、アカウタンパゴダ(Akauk Taung Pagoda)という、川をボートで渡ると行ける寺院があります。
川沿いの山肌に、無数の仏像が掘られており、ボートの上からのみ見れます。別名タウン(千)ブッディ(仏像)とも呼ばれていて、本当に数え切れないくらいです。ここでもミャンマー人の信仰深さを感じます。
以上、ヤンゴンからドライブ1泊2日で行ける観光地の紹介でした。ヤンゴンだけでなく、地方都市にはよりミャンマーを感じることのできる良い場所が沢山ありますので、ぜひ足を伸ばしてみて下さいね。
以下の記事もぜひご覧ください。
【ドライブ】ヤンゴン近郊で行くべき日帰り観光スポット【比較】
今回は以上です。ここまで読んで頂きありがとうございました。
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