【ミャンマーの軽井沢】ピンウールインのオススメ観光ルート【体験談】
- 2018.04.27
- ミャンマー

「ミャンマーに行くけど、ミャンマーは毎日暑くてうんざり。ピンウールインって避暑地らしいけど、どんな観光スポットがあるのかなぁ。行く価値があるのか躊躇してしまう。」
こんな疑問に答えます。
本記事の内容
僕はミャンマーのヤンゴンに3年ほど住んでいました。
ミャンマーはとにかく暑い!毎日夏の陽気で、避暑地に行きたいな、近くにないかなーと思っていました。
そんな時、現地のミャンマー人に連れられてピンウールインを回った経験があります。「ミャンマーの軽井沢」とも呼ばれているピンウールインは、避暑地としてはホントに最高でした。
またそれだけではなく、イギリス領時代の面影が残る建物や公園があったり、食べ物が美味しかったりと、ミャンマーに行く人にはとてもオススメできる場所でした。日本から友人が来た際にも一度連れて行ったところ、大好評でした。
このような背景から、今回はピンウールインの観光スポットについて紹介します。
ピンウールインって?どこにあるの?
ピンウールイン(Pyin Oo Lwin)は、ヤンゴンから北へ約580kmの位置にある、人口約25.5万人の街です。別名を「メイミョー」とも呼ばれます。
標高約1100メートルと高地にあり、またイギリス植民地時代に避暑地として開発されたため英国風の町並みが残っているのが特徴です。
高地にあるため、気候は年中を通して比較的涼しめです。グラフを見るとわかる通り、冬は最低気温10℃以下になることもあります。
年中を通して20℃〜40℃位のヤンゴンと比較すると、10℃ほど涼しいイメージでしょうか。
また、ミャンマーは雨季が5月〜10月と長いのですが、ピンウールインではその時期もほとんど雨が降らないため、年中観光に向いている街と言えます。
観光スポット①:滝、洞窟
プウェカウ(Pwe Kauk)滝
ピンウールインには、ミャンマーの避暑地らしい観光スポットが目白押しです。まずはこちら。
Pwe Kauk滝という滝で、滝の周囲が公園のようになっています。幅広な滝で、周りには森や自然が沢山あり、癒されます。
滝壺の辺りには立つことができる飛び石があり、滑りやすいので注意です。(僕も渡りましたが、戻れなくなりそうでした)
ミャンマー人は滝の近くで泳いでました。ちょっと水の色はあれですが、冷たくて気持ち良さそう…。
ペイチンミャウン(Peik Chin Myaung)洞窟
ピンウールインには洞窟も沢山あります。こちらはPeik Chin Myaung洞窟。
こちらの洞窟には、周辺に小さな滝があったり洞窟の中には川が流れていたりと、避暑を満喫するには欠かせないスポットです。
洞窟の中は外よりさらに涼しくひんやりとしていて、かなり奥深くまで歩いて行くことができます。
洞窟の中いたるところにはパゴダや仏像があって、ミャンマーらしい観光地でもあります。
観光スポット②:英国式公園
ガンドーヂー植物園(National Kandawgyi Gardens)
ピンウールインの観光のメインでもあるカンドーヂー植物園は、1915年に開園した歴史ある公園です。
Alex Rogerという森林研究官が、英国のロンドン南西部に位置するキューガーデン(Kew Gardens)をモデルとして作ったとされています。
行って見て納得、全然デザインがミャンマーらしくない…!とても洗練された公園で、思わずヨーロッパにいる気分になります。涼しいし、公園内にアイスのお店やレストランもあるのも良いです。
面積は約1.77㎢とかなり広く、全部回るのはちょっと大変かも。
観光スポット③:英国式邸宅、別荘
カンダクレイホテル(Candacraig Hotel)
ピンウールインにはイギリス領時代に英国高官が別荘として建てた邸宅が数多く残っています。
このホテルはそのうちの一つで、1904年に建てられたそう。おしゃれなデザインで、最近リノベーションが終わって中にも入ることができるようです。
僕が行った時はまだリノベーション中で、その場にいたミャンマー観光局(?)の高官の方がご親切に中へ入れてくれました。本当はその時はまだ中に入れなかったらしい…。
ミャンマー高官の方曰く将来的にホテルにする予定があるとのことで、いつも色々と計画が遅れがちなミャンマーですが、いつかここに泊まれるようになったらぜひ泊まってみたいと思いました。
僕は行けなかったですが、他にもピンウールインには沢山英国式邸宅が残っているようなので、巡ってみるのも楽しそう。
レストラン、お土産
ディッセンバー(December)
ピンウールインで一番のレストランと言えばここ、Decemberです。
コスパも最高だし、旬のフルーツを使ったスムージーやアイス、食事もホント美味しいです。絶対オススメ。
レストランに併設された小さな牧場で育った牛の牛乳、それを使ったマラインというミャンマーのお菓子も美味しいですよ。
現地ミャンマーの人にも有名なようで、ここに行くと話したらマラインをお土産にリクエストされちゃいました。
場所は、街から少し離れた位置にあるので、高地のドライブも気持ちいいです。マンダレー〜ラショー通り(3号線)で街から東へ20分位の位置にあります。さらに避暑気分を満喫できちゃいますよ。
というわけで、ピンウールインでオススメの観光スポットの紹介でした。
今回は以上です。ピンウールインでの観光をお楽しみ下さい。
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