【ドライブ】ヤンゴン近郊で行くべき日帰り観光スポット【比較】
- 2018.05.03
- ミャンマー

この記事では、ヤンゴン近郊の街でドライブで行けるオススメの街を比較して紹介します。立地や所要時間、注意点などの細かい情報も載せています。
「ヤンゴン周辺の観光地は概ね行き尽くした気がしているのだけど、まだ行っていない面白い場所はあるのかなぁ。ドライブで日帰りで行ける範囲の街が良いのだけど…。」こんな方にオススメの記事です。
ヤンゴンは娯楽が少ない…という声
ヤンゴンに住む人たちが口癖のように言っていたのが、ヤンゴンはいい街だけど娯楽が少ない…というものでした。
2、3ヶ月もするとヤンゴン内の面白スポットはだいたい行き尽くしてしまい、週末にやる事がなくて困るという人が大半でした。
でも僕は、そんな事ないぞ、と声を大にして言いたいです。
僕はヤンゴンに約3年間暮らしていましたが、最後までヤンゴンに飽きることはなかったし、毎週のように新しい場所へ車で出かけていました。
そんな背景から、本記事ではヤンゴンから行ける日帰り観光スポットの比較紹介をします。
バゴー(満足度:☆☆☆☆)
概要
13〜16世紀にバゴー王朝の都として栄えた歴史を持つ古都です。
街中に有名なパゴダが点在し、また比較的大規模な僧院があることから、ヤンゴンから日帰りの観光地として人気です。
立地と所要時間
ヤンゴンから北へ約60kmの場所に位置しています。車で約2〜3時間のドライブです。
バゴーには有名なパゴダだけでもかなり多くのパゴダがありますので、少し急いで回って半日は欲しいところです。
特筆すべき点
バゴー王朝の歴史が感じられるスポットとして、「王宮発掘現場と博物館(Kanbawzathadi Palace & Museum)」も近くにあり、こちらもオススメです。
またバゴーは木細工で有名な街でもあるので、お土産には良いかもしれません。
その他情報
比較的大きな街なので、レストランには困らないと思いますが、観光客向けにオススメはHanthawaddyです。新しめのレストランで、ミャンマー料理・中華料理などどれも美味しいです。
チャウタンパゴダ(満足度:☆☆☆)
概要
水上パゴダとして知られる「Kyautan Pagoda」です。パゴダに上陸するためには、船で川を渡る必要があります。
立地と所要時間
ヤンゴンから南東へ約30kmの場所に位置しています。車で約2時間ほどのドライブです。
チャウタンパゴダの周りに、これといった見所は少ないので、所要時間は2時間程度で良いと思います。
特筆すべき点
水上にパゴダがあるのは珍しく、船で川を渡るとパゴダの遠景・近景とも楽しめます。
パゴダのある川にはナマズが大量発生しており、パゴダの脇からナマズたちに餌をやることができます。船乗り場の近くなどで餌が売っているので、そこで買うと餌やりするのも楽しいですよ。
チャイティーヨー(満足度:☆☆☆☆)
概要
チャイティーヨー(Kyaiktiyo Pagoda)は、別名ゴールデンロックとも呼ばれ、その名の通り山の上にある金の岩とその周りに作られたパゴダです。
自然にできた岩の配置は、今にも崖から下へ落ちてしまいそうで、絶妙なバランスで山の上に立っています。
立地と所要時間
ヤンゴンから北東の方角へ約100kmの場所に位置しています。車で約4、5時間ほどのドライブです。
チャイティーヨーパゴダだけであれば、観光の所要時間は3時間程度で良いと思います。
特筆すべき点
チャイティーヨーの頂上へは、麓の街からトラックに乗ってのみ行くことができます。以前は歩いて登ることもできたようなのですが、この道にトラが出たので道が閉鎖になったとの話を聞いたことがあります。このトラックがジェットコースターのようで、かなり楽しいです。
また、巡礼者がゴールデンロックの頂上にパゴダを作った際、仏陀の頭髪を祀ったと言われており、その仏陀の頭髪によってこの絶妙なバランスが崩れることなく保たれているのだとされています。その神秘的なまでのバランス感は一見の価値ありです。
その他情報
昼食をチャイティーヨートラックをおりた後の山上にある参道のレストランで食べましたが、思い切りお腹を壊しました。恐らく使いまわした油にあたったのだと思います。
お客さんが少ないレストランは、鮮度が悪い場合もあるので、要注意です。
トゥワンテ(満足度:☆☆)
概要
水祭りが有名なシュエサンドーパゴダ(Shwe San daw Pagoda)がある街です。陶器の産地でもあり、多くの窯が街中に点在しています。
トゥワンテ川沿いに位置しており、川を渡るフェリーターミナルも街中にあります。
立地と所要時間
ヤンゴンの市街地から南西へ約35kmほどの位置です。車で約2時間程度と思います。
小さな街なので、観光は2時間もあれば十分と思います。
特筆すべき点
特にこれといった見所はない小さな街ですが、どんなに小さな街でもパゴダがあるのにはミャンマーの不思議を感じます。ミャンマーの地方の人々の暮らしに触れるのには、小さな街へ行くと色々話しかけてくれたり住人と話す機会ができてオススメです。
釣り堀(満足度:☆☆☆☆)
概要
「Shan Golden Egg Resort & Restaurant」という名前です。
敷地内にいくつも池があり、近くのレストランで釣竿と餌を貸してもらえます。
池には周りに複数の小屋があり、大体5人位まで入るくらいのスペースです。空いている小屋に陣取って、釣りをする事ができます。
立地と所要時間
ヤンゴンからパテインロードを西へ約30kmほど行った場所にあります。
車で大体1時間ちょっとです。
特筆すべき点
釣った魚は、併設のレストランで調理してくれてその場で食べる事ができます。
調理料金は、交渉次第ですが、大体1匹8000〜10000チャットです。
僕が行った時は、ガラピアというピラニアの一種?が3匹釣れました。淡白でとても美味しかったですよ!
その他情報
釣竿1本・餌付きで半日10000チャット、1日20000チャットです。
綺麗な釣り堀、レストランで、トイレもあります。女性も安心できる環境と思います。
民俗村(満足度:☆☆☆☆)
概要
「ミャンマー民族村(National Races Village)という名前です。
ミャンマー内の各州の伝統的な建物や衣装など文化が学べるテーマパークです。
立地と所要時間
ヤンゴンの南東、タンリン橋のすぐ北に位置しています。
ヤンゴンの中心から30分〜1時間程度の距離です。
観光の所要時間は、サクッと回るのなら半日あれば十分です。
特筆すべき点
ミャンマー各州の伝統家屋が実寸大で再現されており、とても良いです。中に入ることもできます。地域の気候に応じて、建物の様式が変わるのが興味深いです。
家屋の中には、その州の人々の伝統的な暮らしについて説明があり、写真や伝統的な家財・道具等が飾られています。今も営まれている地方の人々の暮らしに想いを馳せると新たな気付きがあるかもしれません。
その他情報
民俗村の敷地はとても広いので、徒歩で回ると大変です。
自転車を借りる事ができます。あるいは、敷地内を回っている車があるのでそれに同乗させてもらうこともできます(いずれも有料)。
また、僕が行った時は、ミャンマーの(?)格闘技がやっていました。
民俗村の入り口付近を少し横に入った辺りに会場がありました。会場はたくさんのミャンマー人が見学しており、太鼓を叩く音や歓声でとても賑やかでした。
常にやっている訳ではないかもしれませんが、中々見られないと思うのでオススメです。
以上、ヤンゴン近郊の観光スポットに関する紹介でした。意外と色んな場所があることに驚かれた方も多いと思います。
以下の記事もぜひご覧ください。
【ドライブ】ヤンゴン近郊で行くべき1泊2日観光スポット【比較】
今回は以上です。皆さまぜひミャンマーでの観光をお楽しみください。
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