イギリスでchurch’s(チャーチ)の革靴を買いました

イギリスでchurch’s(チャーチ)の革靴を買いました

30歳を過ぎる頃になると、ちょっといい靴があるといいなと思ったりします。

でも、革靴を選ぶ時、ピンキリでどれを選んだら良いかわからない、そんな方はいませんでしょうか。

僕もそんな一人で、ずっと量販店の安いものを使っていましたが、ちょうど1年前にイギリス旅行した時に、思い切ってチャーチの革靴を買ってきました。

主に冠婚葬祭の時に使っているのですが、これがとてもオススメなので、本記事では「ちょっといい靴」の選び方として紹介したいと思います。


フォーマルな場面で使える革靴の条件

30代は、第2次結婚ラッシュがある年代です。

フォーマルシューズが活躍する場も多いですので、冠婚葬祭すべてに使えるフォーマルな革靴を1つは持っておくと良いと思います。

一番かっちりした、フォーマルな場面で使える革靴の条件としては、以下があると思います。

・牛革

・紐がついている

・内羽根式(革紐が付く部分が外に飛び出していない)

・ストレートチップ(足の甲部分に横に一本の縫い目があるのみ)

・黒

これらが揃った革靴が、フォーマルな場面でも使える革靴です。

また冠婚葬祭の場面以外でも、例えばヨーロッパではオペラ劇場、格式の高いレストラン、ホテル、アフターヌーンティー等へ行くと、ドレスコードがある場合があります。

周りの雰囲気と合わせて、着こなすためにも、1着持っておくと良いと思います。

イギリスの革靴のブランド

紳士靴は元はイギリスで生まれました。ですので、イギリスこそが紳士靴の王道ではないかと思います。

もちろん、日本にも素晴らしいブランドは多くあると思います(リーガルや栃木レザー、スコッチグレイン、三陽山長など)が、今回はイギリスで購入したこともあり、イギリスのブランドに絞って紹介していきたいと思います。

イギリスの紳士靴のブランドは多いのですが、僕は今回以下の有名どころを主に検討しました。

・ジョンロブ

・エドワードグリーン

・チャーチ

・クロケットジョーンズ

僕はセルフリッジというデパートに行くつもりだったので、セルフリッジのサイトを見て検討していました。

今は日本でも「セルフリッジ ロンドン」と検索するだけで、円換算でもサイト表記が見ることができます。日本への発送もできるようなので、とても便利ですね。

さらに、絞り込み検索で「セルフリッジ ロンドン オックスフォード(内羽根式)」と検索をかけると、フォーマルシューズを探す際に便利と思います。

チャーチの「ドバイ オックスフォード」を選んだ理由と使用感

僕の場合は、チャーチの「ドバイ オックスフォード」という種類を選びました。

DUBAI

(上写真:「ドバイ」シリーズ)

まずブランド選びにおいては、ジョンロブやエドワードグリーンよりも安いこと、丈夫な作りという口コミ、ブランドイメージが良かった(ジェームズボンドが愛用していたメーカーらしいです)ことから、チャーチに絞り込みました。

値段で言えば同等のクロケットジョーンズも考えましたが、チャーチの方が落ち着いたロゴというのもポイントでした。

あまりツヤがないデザインが好きだったので、僕はこの「ドバイ オックスフォード」を買いました。

「ドバイ」シリーズは、イギリスの外交官が履いていたことで有名な「コンサル」シリーズよりも、ストレートチップの位置が足首寄りで、少し細長く、ラスト136(木製の型)を使ったオフィスラインという新しいラインナップだそうです。

 

 

(上写真:「コンサル」シリーズ)

そして実際に履いている使用感ですが、随分と履き心地がいいです。

以前リーガルのビジネスシューズを履いていた時には、サイズ違いもあるのか靴擦れで痛い思いをしたものですが、「ドバイ」シリーズは僕の足にあっていたのか、サイズぴったりでも靴擦れが起きませんでした。

革のグレードも良いものを使っているのか、キメも一定で素晴らしく滑らかです。

ちなみにこの「ドバイ」シリーズですと、今セルフリッジのサイトを確認したら、サイズがもう無くなってきており、そろそろ廃盤なのかもしれないですね。

僕はこの靴が大好きですが、ストレートチップの位置を除けば「コンサル」シリーズとそっくりですし、あまり差別化できなかったのかもしれません。

とはいえ1年間使ってみて、今のところ糸切れやほつれ、革の伸びもないですし、チャーチの革靴は丈夫で使い心地も良い靴だと実感しています。

イギリス旅行で革靴を買うなら路面店がオススメ

チャーチの靴は、路面店でも買えますし、デパートやアウトレット、通販などでも購入することが可能です。

僕の場合は、イギリス旅行中に奥さんが一足選んでくれるということで、セルフリッジのデパートへ買いに行こうとしていたのですが、道途中にリージェントストリートの路面店をたまたま見かけ、そこで購入しました。

路面店で購入するのは、少し敷居が高いなと感じていたのですが、語学の面も含めてとても気持ちの良い対応でした。

よく言われることですが、ヨーロッパでは、購入する気もなく店を物色されるのは好まれません。しかし、購入するつもりでお店に入り、お店の人に検討している商品をしっかり伝えれば、日本人並みに一生懸命対応してくれます。

僕の場合、欲しい靴が初めから概ね決まっていたので、あとはサイズの確認だけでした。靴のサイズを測る器具を使って、ぴったりなサイズの靴を素早く用意してくれました。

それを少し履かせてもらい、少し合わないことを伝えるとすぐによりぴったりなサイズの靴を用意してくれました。

対応が素早く、購入時間の短縮になりました。今回、お店から入って買うまで30分程度でしたので、旅行先ではありがたかったです。

また在庫の数が豊富なのも直営店の魅力の1つです。またお店の内装に高級感があり、特別な時間を味わうことができました。

もしイギリスで紳士靴を一足だけ買いたいなと思う方がいたら、ぜひチャーチの路面店で買うことをおすすめします。

ちなみに革靴を沢山買いたい人は、ノーサンプトンのアウトレット等で大人買いしてくる人もいるそうです。

 

以上、本記事ではチャーチ(Church’s)の革靴「ドバイ」シリーズについて紹介しました。

高い靴はなかなか普段では手が出にくいものですが、大切に使えば10年以上持つものです。良い靴を履くと足が痛くなりませんし、気持ちが良いものです。

僕はチャーチの革靴を選びましたが、革靴の良いブランドは沢山あります。足に合う、合わないもあるでしょうし、自分の気に入ったものが1番だと思います。

もしこの記事をきっかけに良い靴を買ってみようかなと思う方がいれば、何かの参考にしていただければ幸いです。