会社勤めでテレワーク始めました。メリット・課題点と始め方
- 2018.05.07
- ライフハック

最近テレワークで在宅勤務ができる会社が増えているけど、テレワークってどうなんだろう。実際会社員でテレワークしてる人の感想が聞きたいなぁ。自分もやってみたいけど、周りの人へ迷惑はかけたくないし、その辺り皆はどうしてるんだろう。
こんな疑問に答えます。
会社員がテレワークするメリット
僕は会社勤めしていますが、最近になってテレワークを始めてみました。実践したところ、始めるまでは見えていなかったメリットと課題が見えてきましたので、本記事で紹介したいと思います。
また他企業のテレワーク事情についても聞く機会があったので、そちらも参考にまとめてみました。
まずメリット面について強く感じたのは、以下の5つです。
・通勤時間が発生しない
・無駄な会議に呼ばれない
・自分のしたい作業に集中できる
・働く環境を自分の思い通りにできる
・自宅でしかできないことが仕事の合間にできる
通勤時間が発生しない
会社までの往復の通勤時間が無くなります。その分働くことができるので、効率よく作業を片付けて早目に仕事を切り上げることも可能。これはとても大きいです。
無駄な会議に呼ばれない
正直、会社勤めしていると「この会議、自分が出席しても無駄だよなぁ」と思う場面がないでしょうか。そもそもそうした会議に呼ばれることが少なくなるので、時間を有効に使うことができて仕事の効率が上がります。
自分のしたい作業に集中できる
一緒に働く人がすぐ側にいると、ついつい自分のやりたい作業よりも他の人に頼まれた作業を優先してしまうことがあると思います。テレワークで働いていれば、そうしたことは少なくなり、より優先度の高い仕事に集中することができます。
働く環境を自分の思い通りにできる
会社の職場環境は、中々思うように変えることができません。テレワークで在宅勤務であれば、机もいすも自分の好きなものに変更できますし、仕事に集中するための環境を整えることができます。
自宅でしかできないことが仕事の合間にできる
仕事の合間に短い休憩を挟み、自宅でしかできないこと、例えば育児をしたり、家族と過ごす時間に当てることができます。結果、リフレッシュできて仕事も捗ると思いますし、何より家族孝行にもなります。
会社員がテレワークする課題
逆に課題面として注意しなければならないと感じたのは、以下の3つです。
・職場での周りの人たちの仕事の雰囲気が掴めない
・突然の顧客訪問や社内の問い合わせに対応できない
・誘惑との戦いがある
職場での周りの人たちの仕事の雰囲気が掴めない
職場状況のキャッチアップが若干難しくなるように感じました。職場で何かが起きると、その場で周りにいる人たちで話して情報共有する場合が多いからです。ただこれは、チャットツールの導入やTV会議の利用で、適宜情報共有するツールがあればある程度は解決するのかなと。
それとテレワークの導入が進んでくると、職場の多くの人たちが外出している状況が生まれてくるので、そうなると自然と助け合いの精神が生まれてきて、不在の人の分はなるべく他の人で対応しようという雰囲気が生まれてくると、お互いにテレワークがしやすくなって良いと思います。
突然の顧客訪問や社内の問い合わせに対応できない
例えば突然顧客先から電話があったり、あるいは社内別チームからの問い合わせがあったりした場合に、対応が難しくなる難点もあります。これも改善策は前の課題と一緒ですね。それと、そもそも自分一人でしかできない作業を作らない・溜め込まないという点も大事と思います。
誘惑との戦いがある
自宅には家族がいて、読みたい本が置いてあり、やりたいゲームがあり、と誘惑が多いと思います。この対策としては、働く環境を整備する時に考慮する必要があります。なるべく席から誘惑物が視界に入らないようにしたり、適宜職場の人たちと情報共有する仕組みを作る、などなど。
企業によっては、テレワーク中の作業内容の報告を義務付けている企業もあるようです。
また、あるWeb業界の会社の人の話で、テレワークしているとネットサーフィンしたくなる業務の特性から、テレワークは導入していないという話がありました。エンターテイメントを作る仕事だと、こんなこともあるんですね。
以上、メリットと課題点を挙げてみましたが、実際にテレワークしてみて、やはり一会社員としては素晴らしい制度だと思います。それに、上に挙げているように生産性を向上させることも大きなメリットの一つなので、企業側としても受け入れやすい制度なのではないでしょうか。
では次に、会社員の立場でテレワークを推進するにはどうしたら良いかを見ていきます。
会社勤めでテレワーク取得するにはどうしたらいいの?
制度の理解、環境整備
まずテレワークについて会社の制度があるか否かを調べ、また制度があるならば制度の内容を理解する必要があります。
必要な環境を把握し、上司への承認申請や、テレワーク用PC・リモート接続の設定など、テレワーク実施の前提となる環境整備を進める必要があります。
会社にいるときしかできない仕事と在宅でできる仕事を意識する
会社へ通勤する時は会社でしかできない仕事を中心的にこなすようにすれば、在宅でできる仕事をテレワークに回すことができます。
テレワークを始めると、この点は自然とより意識できるようになるのかなと思います。
今会社にテレワーク制度がない場合はどうしたらいいの?
取得しやすい業界に入る
例えば、対面での顧客対応が前提となる職種の場合や、大規模な設備がなければ仕事ができない場合などは、テレワークを導入するのが難しいと思います。
現在テレワークを特に推進しているのは、やはりリモートでも仕事がしやすいPCを使った業務・職種が多いようなので、テレワークを実践するにはそれが可能な職種に付くことが一番かもしれません。
ただ、リモートでの顧客対応や生産活動の割合はどんどん増えているので、テレワークが導入できる仕事も今後次々と増えていくのかなという印象があります。今現在では導入されていなくとも、将来的にチャンスがある場合が多いのではないでしょうか。
社内でテレワーク推進のため声を上げる
社内に制度がないなら、人事部やトップ層に掛け合って制度を作ってもらうよう働きかけるのも大事と思います。日本では今、テレワークを推進していく流れがあるので、そうした社内の声は受け入れてもらいやすい傾向にあるのではないでしょうか。
今回の記事は以上となります。
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